現役早大生が解説!コロナ前と後で早稲田大学の学生生活はどう変わった?

緊急事態宣言があけ、以前のような活気が少しずつ街に戻ってきています。 といっても、新型コロナウイルス蔓延防止のために新たな生活様式が実践されているので、前と全く同じというわけではありません。 私の通う早稲田大学も同様に、様々な変化がもたらされました。 今回は新型コロナウイルスの登場前後で大学生活にどのような変化が現れたかを、私の実体験をもとに紹介していこうと思います。
この記事を書いた人
山仲 謙成
早稲田大学 文化構想学部

早稲田大学文化構想学部在学中の3年生です。 コロナ前とコロナ禍、両方の学生生活を体験しました。

変化①:授業形態

早稲田大学の授業では、緊急事態宣言以前と以降で多くの変化が見られました。 ここでは私の所属する文化構想学部の授業を大講義、語学、ゼミの3つに分けて、それぞれの授業でどのような変化が起こったのかを説明していきます。

語学の授業

語学はクラスが固定で、1年生は週4回必修で入ります。 その授業の多さから、語学は多くの学生にとって大学に入ってから最初に友達ができる場所でした。 実際、私が今でも連絡を取り合っている大学の友人とは、スペイン語の授業で出会っています。 しかしながら、緊急事態宣言が発令された2020年は、語学の授業が全てzoomで行われるようになり、生徒同士が交流する機会は激減しました。 その一方、必修で1限を避けられないはずであった語学がzoomなので寝坊してもギリギリ遅刻しない、という思わぬ恩恵もあったようです。

大講義

大講義というのは、教授が大人数を相手に巨大な教室で講義するものを指しています。 これらはほとんどがzoomやmoodle(大学のプラットフォーム)を通して行われるようになりました。 この変化というのは肯定的にとらえられることが多いです。 と言いますのも、大講義は教授1人に対して学生の数が非常に多いので、学生と生徒がやり取りをするという機会が滅多にありません。 そのため、学生が講義室にいる必然性はほとんど無いようなものでした。 それでも対面で授業が行われる以上は、生徒は講義の時間に大学にいる必要がありました。 しかし、今では家で聴講することが可能になったため、服を着替えたり通学したりする手間が無くなりました。 中でも化粧をする手間が省けたことには、喜びの声が多く上がっているように感じます。 もちろん実際にその場で聴講することには大きな意義があると思いますが、どこでも受けられるオンライン授業にはそれ以上の利点があるようです。

ゼミ

文化構想学部の学生の多くは、3年次からそれぞれの関心に合わせたゼミに所属します。 ゼミは卒業まで所属するため、かなり多くの時間をそこで過ごすことになります。 パンデミック以前は対面で授業が行われ、ディスカッション等のグループワークが行われていました。 夏休みには親睦を深めるために「ゼミ合宿」が開催されたりと、学生同士の仲が深まる機会は多かったようです。 ですが新型コロナウイルスの登場は、ゼミの授業をもオンラインに移行させました。 2020年のゼミは全てzoomを通じて行われ、顔を会わせることは無かったといいます。 もちろんゼミ合宿が行われることもなく、友人との交流で学業のモチベーションを維持する、ということができなくなっていました。 しかし2021年現在では、マスクの着用や教室の換気など蔓延防止措置を徹底したうえで、対面での授業が実現しています。 ゼミ合宿は未だにできないままですが、同じ志をもった仲間と勉強をすることができるようになったことは非常に喜ばしいことです。

変化②:アルバイト

最後に少しアルバイトに関する話をしようと思います。 アルバイトは大学生活の一部であり資金源でもあるので、その重要性には疑いの余地がないでしょう。 私自身バイト先の友人や先輩とは今でも交流がありますし、遊ぶためのお金はそこで調達していました。 しかしながら、バイトも授業と同様にパンデミックの影響を強く受けました。 最初の緊急事態宣言の効力はすさまじく、大型ショッピングモールや飲食店は休業を余儀なくされました。 当然のことながらそこで働くアルバイトは仕事を一時的に失いましました。 休業の手当が出るところもあれば出ないところもあり、学生の生活はかなり苦しかったと思います。 私が働いていた塾も1か月の休業が決定しましたが、手当は下りずやめることになりました このように緊急事態宣言当初とそこからの1年間はかなりつらいものでした。 しかし1年という歳月と人々の様々な努力によって、今では依然とほぼ変わらない程度にシフトに入ることができるようになりました。 バイトに関して何か不安を抱いてる方や心配してくれる方がいるかもしれませんが、学生は何とかやっていけているので大丈夫です。安心してください。

まとめ

大学生活に新たな仲間や居場所を求めていた人にとって、実際に大学に行く機会が減ったことは残念でなら無いと思います。 私もそのうちの1人です。 ですが、オンラインで授業を受けられることにも利点があり、少なからず得をしている部分があります。 アルバイトに関しても、以前と変わらない状況に戻りつつあります。 コロナ前後の変化を受け入れ対処していくことができたならば、充実した大学生活を送ることができるのではないでしょうか。 皆さまの生活が良いものになることを切に願っています。
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